柳生笠
やぎゅうかさ/笠紋/諸相あり。この図案は「紋之泉」「定紋の研究」「紋章大集成」「日本の紋章」を参考にした。呼称であるが、福井万次郎著「定紋の研究」
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ではこれを”大和柳生家二つ笠”としている。/笠を家紋に選んだ意義はまだはっきりしないが、思うに、これがつねに頭上におかれ、また、カサの名は、発音が堆(うずたか)く物が重なった有様に通ずるところから、増大の意味を持っていたので、瑞祥的意義に基づいたものであろう。(沼田頼輔著「日本紋章学」より)/徳川家光の剣指南役でも有名な柳生十兵衛がこの並笠である。