御札守丸
おふだ まもり まる/祇園守紋/この紋は素盞嗚尊(すさのおのみこと)・牛頭(ごず)天王を祀る祇園神社の護符に基づいてデザインされた。7世紀〜8世紀
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にかけて連年の凶作それにつづく伝染病の蔓延は都市生活者をもおびやかした。そこで社司卜部田良麿が勅を奉じ、6月7日長さ6mの鉾を全国の国の数に準じ66本を立て、また14日は神輿を神泉苑に送り疫病退散の御霊会(ごりょうえ)を行った。今日の祇園祭の鉾と神輿巡行はこのときに始まる。いらい疫病流行の都度に催され元禄元年より毎6月14日に行われた。(伊藤幸作著「紋章」より)